トップメッセージ

株式会社KADOKAWA 取締役 代表執行役社長 CEO
株式会社ドワンゴ 代表取締役社長CEO
学校法人角川ドワンゴ学園理事

夏野 剛

早稲田大学政治経済学部卒、東京ガス入社。ペンシルバニア大学経営大学院(ウォートンスクール)卒。ベンチャー企業副社長を経て、NTTドコモへ。「iモード」「おサイフケータイ」などの多くのサービスを立ち上げ、ドコモ執行役員を務めた。現在は近畿大学の特別招聘教授、情報学研究所長のほか、株式会社KADOKAWA 取締役 代表執行役社長 CEO、株式会社ドワンゴ代表取締役社長、そして、トランスコスモス、グリー、USEN-NEXTHOLDINGS、日本オラクルの社外取締役を兼任。このほか経済産業省の未踏IT人材発掘・育成事業の統括プロジェクトマネージャー、内閣府クールジャパン官民連携プラットフォーム共同会長なども務める。

Message

自分の「好き」を持つ若者は
とても強いです

1945年に出版社として始まったKADOKAWAは、映像、アニメ、ゲーム、デジタルコンテンツと、時代に即した成長及び拡大を続け、現在は多彩なIP(インテレクチュアル・プロパティ=知的財産)を創出しています。
IPを継続的に作り出し、より多くの方に届け続けるには新たな才能を発掘し育てることが何より大切で、KADOKAWAの教育事業は会社の発展並びに業界の発展につながる重要な事業の一つです。バンタンは、KADOKAWAと同じように時代に即した成長と拡大を続けており、社会に近い教育方針を目指しています。最前線で活躍する現役のクリエイター講師から、属しているメンバー(生徒)にノウハウを伝承し、卒業後、学生時代に実社会で培ったスキルを存分に発揮する。そういったサイクルを成立させています。教育機関ながら社会を発展させる一つのコミュニティと言え、キャリアを豊かにする仲間やネットワークをつくることができます。これからは自分の得意なモノは何かを知っている若者が求められます。また、自分の「好き」を持つ若者はとても強いです。そういった若者がバンタンで培った能力を発揮し、日本社会の発展に寄与し続けることに期待しています。

KADOKAWAドワンゴ情報工科学院 教育顧問
株式会社ドワンゴ
ニコニコサービス開発本部CTO

鈴木 圭一

1999年ドワンゴ入社。エンジニアとしてネットワークゲームのSDK開発や、着メロサイト基盤開発に従事。その後ニコニコの開発、ニコニコの各種サービス開発を経て、2019年にniconico事業本部(現ニコニコサービス本部)CTOに就任し、ニコニコの全体開発を推進している。

Message

望む未来を形成する能力を
身につけることが重要

技術の進歩は留まることを知りません。私たちが生きるこの時代は、その進化のスピードが目覚ましいものです。ソフトウェアの世界では、新たな変革の波が高まっています。大規模言語モデルの進化、その一例としてChatGPTのような技術が登場し、技術とエンターテインメントの融合が新たな局面を迎えています。そのような変化の中で、皆さんにとっての学びの場となるKADOKAWAドワンゴ情報工科学院が、技術の進歩とともに成長し続けます。ここでは、新たな技術の波に立ち向かい、自らが時代を切り開く力を身につけるための環境が整っています。 KADOKAWAドワンゴ情報工科学院はこの場所で、皆さんが新たな世界を探求し、自己の可能性を広げていくことを全力でサポートします。しかしながら、時代の流れや新しいテクノロジーについて学ぶだけが目的ではありません。それらの変化を理解し、自分自身の思考を研ぎ澄まし、自分たちが望む未来を形成するための能力を身につけることが重要です。その力があれば、どんな変化も恐れることなく、前向きに取り組むことができます。KADOKAWAドワンゴ情報工科学院は、それを支える場所です。ここで得た知識や経験が、皆さんの描く未来を現実のものにするための一助となることを願っています。そして、その過程で皆さんが楽しみ、自己を高め、仲間との絆を深めていける場所であればと思います。新たな名前を冠したKADOKAWAドワンゴ情報工科学院が、皆さんの成長と共に、新たな歴史を刻んでいくことを心より期待しています。